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JET STREAM旅への誘い詩集 -遠い地平線が消えて | 堀内茂男,JET STREAM旅への誘い詩集 -遠い地平線が消えて | 堀内茂男,Amazon.co.jp: ジェットストリーム 旅への誘い詩集 遠い地平線が,JET STREAM旅への誘い詩集 -遠い地平線が消えて | TOKYO FM公式,JET STREAM旅への誘い詩集 -遠い地平線が消えて | TOKYO FM公式ジェットストリーム 旅への誘い詩集 ～遠い地平線が消えて～（TOKYO FM出版 ）新品購入・未使用品（注文カード付き）貴重な絶版品無堀内茂男の美しい旅情詩の世界FMラジオ番組の金字塔「ジェットストリーム」を陰で支えた作家、堀内茂男の旅情詩がイマジネーションの旅へと誘う。番組の初代パイロット・城達也が朗読した詩から100篇を厳選し、世界各国の美しい写真とともに収載した豪華保存版詩集67年～1994年まで城達也氏により朗読された旅情詩から100篇を選りすぐり詩の合間には世界各国の美しい写真を散りばめ『欧州篇』『米国・他篇』の2冊をケースにセットした豪華保存版遠い地平線が消えて、深々とした夜の闇に心を休めるとき、はるか雲海の上を音もなく流れ去る気流は、たゆみない宇宙の営みを告げています……〜挿入詩の紹介〜「心残り」さる年のヨーロッパに置いてきた夏があると思わないか。例えば南ドイツの古都で、雨。入口に可憐な鈴をつけたカフェで紅茶々碗を手のひらに包み、指先を暖めた夏もあった。少し曇った窓ガラスごしに黒々と濡れた石畳が見え、塗り替えて間もない砂糖菓子色の家並みが、見捨てられた絵本のように、青ざめていた。こんなことがあってはならない、と思いながらもカフェの客は、私一人で、次の町へのバスを待つ間の時間、何をする気もなく坐っていたのだ。白い前掛けが目にしみる女主人が、降り込められた旅人を、気の毒そうにレジの傍で見ていた。あの時、ババリアの空の下の、晴れやかな夏も一つ、私はカフェの椅子に残してきたと思っているのだ。※ 新品購入後、保存袋に入れて丁寧に保管していたものとなります。帯付きで、シミや日焼けのほか折り目等も無く、無く保存状態は良好です。